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『九州電力が7月より電気代値上げ』見直したい節電対策

最近、ガソリン価格が高い。と実感している方も多いと思いますが、九州電力では7月より燃料費の価格上昇に伴って電気代の価格も上がるようです。

今回の記事では、電気代が上がる理由と家庭での節電対策についてご紹介していきたいと思います。

なぜ電気代が上がるのか

電気代の明細書に燃料費等調整単価という項目があるのをご存知でしょうか?
燃料費等調整単価とは、原油・液化天然ガス・石炭の燃料価格が、基準となる平均燃料価格より上昇または、低下した場合、それに応じて電気料金を調整する制度です。

九州電力管内の発電量の約3割を占める火力発電は、これらの燃料を使用しておりますので、燃料単価上昇に伴って、電気代も上昇する仕組みとなっています。

6月分と比較すると、7月から1kwあたり0.13円の上昇になります。

もう一度見直したい電気代節約

大幅な電気代の上昇ではないですが、塵も積もれば山となるという言葉があるように、徐々に効いてくるのが電気代です。

ここからは、もう一度見直したい電気代節約についてご紹介します。

契約プランの見直し

基本的には、”従量電灯B”という契約になっているご家庭が多いかと思います。
”従量電灯B”の特徴としては、時間帯に関係なく電気使用量に応じて料金が発生していく契約です。
昼間も夜も自宅にいて電気を使用する方にはオススメな契約プランですが
九州電力には、その他にも

・従量電灯C
・季時別電灯
・時間帯別電灯
・スマートファミリープラン
・電化でナイト・セレクト
など様々な契約プランがあります。

例えば、昼間は家におらず電気を使わない家庭で”従量電灯B”と”電化でナイト・セレクト”で簡単に月々の電気代の比較してみましょう。

4人世帯の平均電気使用量は400kwですので、

これを基準に計算すると、

・従量電灯Bは、10,535円

・電化でナイト・セレクトは、7,726円

月々3,000近い電気代を節約することができます。

詳細な、電気代シュミレーションは、
九州電力の公式ホームページより簡単に行うことができるので試してみてはいかがでしょうか?
http://www.kyuden.co.jp/rate_simm_hontou_index.html

エアコン

電気代で大多数を占めるエアコンを節電することが特に重要です。

・エアコンフィルターの清掃
・設定温度の調整
・サーキュレータとの併用

などを行い、節電対策を行いましょう。

また、意外と見落としてしまうのが室外機です。

室外機の前に草や物が置いてあると電気効率低下に繋がりますので、定期的な清掃を心掛けましょう。

長時間使わない機器はコンセントを抜こう

家電を使用していなくても、コンセントが繋がったままだと待機電力が発生します。

例としては
・炊飯器
・トイレ(暖房便座)
・電子レンジ
・テレビ(主電源から消す)
などが挙げられると思います。

使用していない機器は、コンセントを抜いておく習慣をつけておくと節電につながるので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?

まとめ

これから益々電気代が気になる夏の季節がやってきます。
これを機にご家庭で節電対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。