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熱中症?コロナ?診断アプリ『JoinTriage(ジョイントリアージ』を活用で自己診断

コロナ渦の中迎えた2度目の夏ですが、コロナウイルス以外にも夏に気をつけたい症状が熱中症です。

熱中症といえば、初期症状がコロナウイルスと似ているため判断が難しいと言われております。

そこで活用したいのが、株式会社アルムが提供するスマホアプリ『JoinTriage(ジョイントリアージ)です。

今回の記事では、熱中症診断支援アプリ(JoinTriage)についてご紹介したいと思います。

熱中症とコロナ症状は似ている

熱中症と新型コロナウイルスの初期症状は似ていると言われています。
熱中症は重症化すると死に至ることもあるため、早期の判断と対応が必要です。

類似する症状としては下記の表の症状があります。

熱中症の症状 コロナウイルス感染症の症状
発熱
倦怠感
頭痛
意識が朦朧(もうろう)とする
めまい 息切れ
筋肉の痙攣
手足のしびれ 味覚・嗅覚障害

上記にあるように、熱中症とコロナの症状は、共通するものがたくさんあり、区別するのが難しいです。

JoinTriage(ジョイントリアージ)


引用元:https://www.wantedly.com/portfolio/projects/53007

JoinTriageは、日本救急医学会の重症度予測スコアを用い、元来判定が難しかった熱中症の重症度を判別するスマートフォン用熱中症診断支援アプリ(無料)です。

主な機能としては

・熱中症診断
・応急処置
・緊急搬送先の表示
などがあります。

それぞれ詳しくみていきましょう

熱中症診断

引用元:https://medit.tech/j-erato-score-app-released-2021/

実は熱中症で起きる可能性がある症状は15種類とかなり幅広いことで知られています。
その全ての症状を医療従事者ではない一般の方が覚えることは困難ですよね。

JoinTriageのアプリを使用すれば、性別・年齢・身体機能・症状など、質問された(10項目程度)に回答することで、熱中症の重症度をスコア表示してくれます。

また診断結果から、これらの症状の原因が熱中症ではなく、 新型コロナウイルス感染症という可能性を早期に疑えることにも繋がります。

応急処置の表示

熱中症の症状であった場合は初期段階で応急処置を必要としますが、具体的に何をすれば良いのか分からない(自信がない)という方を多いのはないでしょうか?

スコア表示画面には、重症度に応じて今すべき事柄(応急処置)を提案してくれるため、処置方法がわからない場合でも落ち着いて適切な応急処置を行うことができます。

緊急搬送先の表示

アプリに位置情報を登録することで、診断結果後に近隣の緊急搬送先が表示される機能もついています。

アプリ診断→応急処置→病院手配の順で、ひとつのアプリで完結することができるため、時間を短縮することができ重症化を防ぐことに繋がります。

スポーツ指導員や学校の先生など、自分ではなく他人が熱中症となってしまう場合でもアプリを活用して応急処置を行いながら近隣病院に連れて行くことがスムーズに行えます。

まとめ

近年では、熱中症患者が増加傾向にあるようです。
まだまだ暑い日が続くためコロナウイルス感染症に気を配りつつ熱中症対策も行なっていきましょう。