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がん検診が無料でできるデジタルクーポンについて

がんは症状を出しにくい病気として知られています。

そのため早期発見が非常に重要です。

早期発見のためには、体調が万全でも定期的に検診を受ける必要があります。

検診を受けてみたいけど費用が気になる・・・

とお考えの方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、無料で受けることができるクーポンについてご紹介していきたいと思います。

日本のがん検診受診率


引用元:https://oici.jp/ocr/index.html

日本の検診受診率は、グラフをみて分かるように世界的にもかなり低い値となっています。

アメリカと比較すると約半分の受診率となっています。


引用元:https://oici.jp/ocr/index.html

受診しない理由として

・時間が無い
・健康であるため必要性を感じない
・心配な時に受ければ良い
・経済的な費用負担

などが挙げられています。

従来のがん検診受診率向上の取り組み

こうした受診率が低い日本にて受診率上昇を目的に、厚生労働省にて2009年度から、乳がんと子宮頸がんの検診を無料で受けられるクーポン券を届ける事業を行っています。

しかし、2014年度から事業が縮小され、乳がんは40歳、子宮頸がんは20歳の女性に限って配られることとなっています。

そのため2020年度のクーポンの利用率は、乳がんの26.4%に対し、子宮頸がんは8.7%にとどまっています。

デジタルクーポンで便利に!


引用元:https://www.jcancer.jp/dcoupon/

この状況を受け、がん対策を推進する公益財団法人、日本対がん協会は、4月から、無料クーポン券をデジタル化し、スマホで入手できる新しい取り組みを始めました。

クーポンを受け取ったのに受診予約をしていない人には、期限切れの1週間前をめどに、受診を勧めるメールを送る仕組みになっています。


引用元:https://www.jcancer.jp/dcoupon/

応募方法は簡単で、
ホームページよりキャンペーン応募(無くなり次第終了)してクーポンが届いたら予約・受診するだけと従来のクーポンがデジタルクーポンへと変わり利用しやすい環境となっています。

デジタルクーポン券は家族や友人にプレゼントすることもできます。この春は乳がん検診、子宮頸がん検診を対象としたキャンペーンを行い、秋からは大腸がん、肺がん、胃がんを加えて5つのがん検診への拡大をめざしているそうです。

ぜひこの機会にがん検診受診を検討してみてはいかがでしょうか?

無料デジタルクーポンの応募ページは日本対がん協会のホームページをご覧ください。
https://www.jcancer.jp/dcoupon/