C.I.S News

コロナ渦でのエンタメの勧め

株式会社シー・アイ・エス鶴田です。

東京や大阪などではまだまだ感染拡大がとどまることをしらず、緊急事態宣言も延長されてしまいました。
ゴールデンウィークも人の流れは少なかったですし旅行やレジャーの計画を中止された方も多くいるでしょう。
今回は自宅にいながら体験できる旅行などのサービスについてご紹介したいと思います。

オンライン旅行

オンライン旅行とはオンラインサービスやVR動画などにより自宅にいながら「旅行体験」ができるものです。旅行会社や、各自治体などがプランを組んで行うものや個人でゆったりと楽しめるものから多種多様です。
また、現地のガイドさんが解説などをしてくれるような参加型のものもあります。

オンライン旅行の特徴

映像を見るだけなら、テレビの旅番組の変わらないじゃないか?
と思われる方も多いかと思いますが、オンライン旅行の場合は、参加者にのみリアルタイムで配信しているため
臨場感が味わいやすいことが特徴です。
また、現地を案内してもらいながら質問もすることも可能ですよ。

オンライン旅行のメリット

・実際の旅行よりも費用が抑えられる。
国際旅行に行こうとおもうと飛行機代やホテル代など費用が高額になってしまいます。
しかし、バーチャル旅行なら3000円台のものもあります。
・旅行準備が楽
旅行にいくとなると、国内での旅行だとしても準備がとても大変かと思います。
準備が終わってもあれは入れたかな?とキャリーケースの中を広げてみたりなんて経験が一度はあるのではないでしょうか?
バーチャル旅行なら自宅なのでホテルの手配なども不要ですし忘れ物の心配もありません。
・普段行けない場所に行ける
プランによっては廃墟や関係者以外立ち入り禁止区域など普段見る事が出来ない場所の映像と共に臨場感を味わうことのできるものもあります。

バーチャル美術館

美術館に足を運んで・・・というのもコロナウイルス感染拡大に伴いできなくなってしまいました。
場所によっては休館をしている所もあります。
バーチャル美術館は自宅のソファーなどから動かずに世界の芸術に触れることができます。

バーチャル美術館のメリット

・混雑を避けられる
作品は目の前にあれど自分が居るのは自宅なのでゆったりと作品を楽しむことができます。
たとえば日本の国立科学博物館などは休館中に撮影した3D映像をもとに人のいない博物館内を見ることができます。
VRに対応しており、より楽しめるのではないかと思います。
・行き先を自由に選べる
「Google Arts&Culture」をご存じでしょうか?
これは登録されている世界各地の美術館や歴史博物館などの展示を見ることができるサービスで、作品をズームして至近距離から見たりガイドがついた作品などもあり、芸術を身近に感じることができるでしょう。
また、建造物内のストリートビューもあるので自宅で現地へ行ったような体験ができます。

バーチャルのデメリット

・自宅の通信環境に依存する
先に紹介したバーチャル旅行でもそうですが、自宅のインターネット回線がしっかりしていないと映像や音声の乱れが発生したり、美術館の展示なども画像がボケてしまったりしてしまいます。
・機器をそろえる必要がある。
ご紹介したようなサービスでVRを利用する場合専用のゴーグルが必要になります。
VRがかなり普及しているのでゴーグルだけであれば比較的安価に購入できるかと思いますが、手元にない場合そういった機器をそろえる必要が出てきます。

オンラインライブ・フェス・舞台

いまではライブや舞台などもネット配信でオンラインで参加するのが当たり前ともいえるようになりました。
コロナ渦のいまクラスター発生などもあり、ライブ会場での開催が難しい状況のなかでもオンラインでなら開催できます。

オンラインのメリット

・会場、劇場に行けない場合も見れる
3密になる会場へ足を運ぶのはやはり抵抗があるかと思いますがオンラインなら3密を回避しつつもライブや演劇を楽しめます。
・敷居が低くなり興味の入り口になる
「最近ファンになったが古くからのファンや現場ならではのローカルルールなどもありそうで現地へ行くのは抵抗がある。」
そういった方も友人達と集まって自宅などで配信をみるなら自分の好きに盛り上がれたり、感想を言い合ったりと自由に楽しむことができるので、ライブなどに行ったことがない人もコロナが落ち着いたら実際に会場に行きたい!と思えるのではないでしょうか。

オンライン診療

直接病院に行かなくても薬の処方までをオンラインでできる診療サービスです。
院内処方の場合は薬が、院外処方の場合は処方箋が自宅に届きます。
もともと遠隔診療としてあったのですが、コロナの感染に伴い遠隔以外でも通信機器を用いて行う場合も増えておりオンライン診療として厚生労働省からガイドラインも出ています。

オンライン診療のメリット

・感染対策
コロナに限らず、風邪でもそうですが病院の受診でほかの病気にかかる可能性はあります。
待合室でも隣に座った人がもし、というリスクは常にあります。
オンラインならその心配はいりません。
・通院などの時間負担を減らせる
通常、受診する際は通院の時間、待合室での待ち時間があると思います。
筆者は予約していったのにも関わらず待合室で30分以上待ったことがあります。オンライン診療ではその心配はないです。
また、遠方にしか病院がない方や日中に時間を作るのが難しい方の負担が減らせます。
オンライン上で決済ができるので会計の手間は無くなります。
・いつでも予約を受け付けている
電話での予約の場合、どうしても診療時間内に電話をしないといけませんが日中に時間が取れない方などはそもそも予約が困難です。オンライン診療なら24時間受付しているのでいつでも予約をすることができます。

オンライン診療のデメリット

・かかりつけの病院がオンライン診療を実施しているとは限らない
ビデオ通話を使って診療をするわけですが、病院によって方法が異なります。
専用のアプリを使っていたり、LINEなどを使っている場合もありますが受診前には事前確認が必要になります。
・初診には向いていない
最初の一回目の受診の際には医者側も触診や詳しい目視確認によって症状の判断をしていますのでビデオ通話ではそれらができません。病院によっては初診の場合は来院を勧められるかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
コロナ渦で外出自粛が広まっていますが自宅にいてもできることはたくさんあります。
少しでも早くコロナの終息を願いつつ、筆者自身も紹介したサービスなどを試してみたいと思います。