10月は介護について考えてみませんか?
先月は、重陽の節句でしたね。
重陽の節句は旧暦では9月ですが新暦では10月にあたります。
無病息災や長寿を願う日とされていますが、最近は忘れ去られがちだな〜と感じています。
弊社のある宮崎県では、少子高齢化の進行が他県よりも早く、そして深刻だと思っています。
山間部ではすでに高齢化率が50%を超える地域もあります。
今や「介護」は、どこか遠い誰かの話ではなく、すぐ隣の現実となっています。
そして「老老介護」や、認知症の高齢者同士が支え合う「認認介護」も珍しくありません。
《介護は「制度」だけでは支えられない》
2000年に介護保険制度が始まり、今年で25年。制度の枠組みは整ってきましたが、「制度」だけで介護がまかなえるわけではありません。
介護は、一部の専門家や施設の話ではなく、家族、近所、地域全体の問題です。
若い世代にとっても無縁ではなく、親の介護、地域との関わり、自分自身の老後
―― 考えるべき課題は山積しています。
宮崎には、温暖な気候と人のやさしさがあります。だからこそ、制度の隙間を埋めるような「支え合いの仕組み」を築いていく力があるはずだと、
そう信じたいです。
私たち 株式会社シー・アイ・エスも、お客様の声に耳を傾け、お困りごとはないか一緒に考えていく会社でありたいと願っています。